なりたち

日米アースアクセス委員会の成り立ち
私たちが難民救済活動を始めるきっかけとなったのは、緒方貞子女史の存在でした。氏は1976年、日本人女性として初の国連公使となり、特命全権大使、国連人権委員会日本政府代表を務めます。そして1991年、第8代国連難民高等弁務官就任。Ms.Gloria S KinsとアーティストKenji Kogaは、日本人初の高等弁務官に就任された緒方貞子女史の応援団体「NGO 日米アースアクセス委員会(USA-JP Earth Access Committee・EAC)」をNYのGloria宅に設立。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)へのサポートをスタートしました。Kenji Kogaのアート作品をはじめとする、本プロジェクト参加アート作品の利益の一部は、国連難民高等弁務官事務所へ寄付されます。

緒方貞子女史は、1976年に日本人女性として初めて国連公使に任命され、1991年からは第8代国連難民高等弁務官として難民支援活動に尽力しました。2001年には人間の安全保障委員会共同議長、アフガニスタン支援日本政府特別代表、国連有識者ハイレベル委員会委員、人間の安全保障諮問委員会委員長を歴任。2003年から2012年までは独立行政法人国際協力機構(JICA)の理事長を務めました。享年92歳

Gloria S. Kinsは外交評議会とDC欧州理事会の主要メンバーで、1957年からニューヨークの国連に正式に認可されている「Society & Diplomatic Review」の編集長兼発行者を務めています。彼女は国連事務総長ウ・タントとデヴィッド・ロックフェラーの第一秘書としても活躍し、マンハッタンのホームレスの人々のためのNGO組織「スープキッチン」を含む、数多くの社会貢献活動に携わっています。